選択を迫られる日

通院か、自宅で様子見か、私が再度ウンチを揉み出すか。
昨日一日も、何も食べす飲まず、ただ寝ていたにゃん。
今日はもう、随分と弱々しい歩きをしている。
仕事が架橋で、明日まで、どうしても時間を捻出出来ない私は、通院したい気持ちはあるものの時間のやりくりが頭でイメージ出来なくて今日の通院は避けたかった。
でも、ご飯も食べないし、ぐったりしているにゃんの様子を見て、ババりんが口を出す。
“病院へ連れて行ってやった方がいいんじゃないの?”と何度も。
それは、私だって分かっている。でも本当に時間がないのだ。ここのところ2〜3時間の睡眠で詰めて作業をしている私の生活を知っているでしょ?と言い返したいが、言葉を飲み込む。
そんなことより、今はにゃんのことだ。
なのに何度もババりんから、やいやい言われて、その煩わしさを解消したくて決断したようなものだ。
動物病院へ1年4ヶ月振りに電話をする。
にゃんのウンチの揉み出しを担当してもらっていた女医さんが勤務日かどうかの確認をするために。
だけど今日は入院担当の日で外来の診療は出来ないと言われてしまう。明日の予定はどうでしょうかと確認すると、明日は女医さんのお休みの日になるということだ。
電話受付の女性から“他のものが担当しますので病院へ連れてきていただいた方が…“と言われる。
でも、あの女医さんが出来ないなら、この状態のにゃんを連れて行って万が一出なかったら、もっと負担をかけさせてしまうだけだ。話ながら、頭の中はフル回転で考えていた。病院へ行けば浣腸される。奥側のウンチが柔らかかったので揉み出しだけで出そうとしたから、まだ今回は自宅では浣腸はしていない。それなら自分が温湯浣腸して、もう一回だけ揉み出ししてみた方がいいかもしれない。
そこで、その旨を伝え、やはり家で出すことが出来なかったら通院しますので、もう一度あとから電話をしますと電話を切った。
すぐに浣腸の準備をして、寝ていたにゃんの腸内に温湯を7cc入れる。
『1時間くらいしたら、揉み出しするからね。』と、にゃんに伝え私は一旦仕事へ戻った。
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ハッと気が付くと温湯を入れてから2時間近くが過ぎていた。慌てて仕事の手を止め、にゃんの所へ行き揉み出し開始。日曜日に、あんなに苦労したウンチを出すことが何とか出来た。あとは、もう揉み出す度に簡単にウンチが出てくる。温湯浣腸で柔らかくなって、ドロドロと溶け始めているようなウンチが続き、にゃんの下半身はどんどん汚れる。
ウンチが柔らかくなりすぎてしまい全部は出し切らないで揉み出しを終了。
急いで動物病院へ電話を入れる。自宅で何とか出せたので診療予約を取り消したいと。
その電話の最中に、にゃんはフローリングの床に疾呼を出していた。しっこの湖に足を浸し、ウンチと疾呼まみれになっているにゃん。
汚れたにゃんを洗っていると、もう最後の力を揉み出しの際に使い切っていたのだろう。浴室の床の上にヘタってしまい、洗い流した汚れたお湯にお腹側も浸してしまうような形になってしまい、ほぼ全身を洗わなくてはならなかった。
バスタオルで拭き上げて、仕事のことが気になっていた私はドライヤーを簡単にかけて(ここで、もっと完全に乾かすべきだった)、また乾いたタオルで再度拭いてにゃんをキャットベッドへ入れる。上から毛布を掛けて『休んでいてね。』と伝えると、汚れたリビングやら廊下の掃除に取りかかった。
あー、時間がないよ、どうしようと思いながらも、通院するよりは時間は掛かっていないのだから後はとにかく全力で仕事だ!と、掃除を終えると頭は仕事モードに切り替わり深夜になるまで、またMacの前から離れなかった。まさか、こんなににゃんの具合が悪くなるとは思っていなかったから。
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深夜になっても、全くにゃんの様子が変わっていなくて、キャットベッドに入ったまま。
当然、食欲なんてない。
最後のご飯は土曜日の夜ご飯だから、もう3日食べていないことになる。
今夜は、夜のご飯を作っている間のご飯待ちは、ももひとり。
ここに、にゃんの姿がないことに落胆する。
私の日曜日からのいくつかの選択の間違いが続いた結果か…。
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気持ち悪くて眠ることも出来ないにゃん。
いつ様子をみても薄目で決して楽ではなさそうな姿で横たわっている。
それでも仕事の期日は守らなければならない。
にゃんが気にはなるけれども、仕事部屋で黙々と作業をする私。
代わりがいない個人事業主は、こうゆう時、今の私と同じように何とも言えない気持ちで仕事をしているんだろうな。
でも、だからこそ皆、もっと最善の選択で状況判断してきているんだろうな。
今回、私は出来なかった。
本当にごめんね、にゃんちん。
私が、もっと焦らず落ち着いて判断していたら、こうはならなかったのに。
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★今日のにゃん★
本日のにゃん、ウンチくん出ました。
自宅浣腸しました。出せたウンチは2cm×1個、3cm×1個、4cm×1個、6cm×1個、ドロドロに溶けた計測不能のウンチ。
しっこは、フローリングの床に計測不能の量を1回。かなりの大量しっこだった。

★今日のごはん(にゃん)
朝:食べない
昼:食べない
夜:食べない

※今日の手作り食は絶食のためお休みです。

選択を迫られる日_e0031853_2021275.jpg手作り食練習組は、人参、キャベツ、レンコン、ささみ(ボイル)、ナチュラルカルシウム、ビール酵母にパウチ“カルカンウィスカス 11歳から まぐろ”を混ぜて用意。
ぷりんは3分の1を食べました。残したご飯にカリカリを乗っけて再度デリバリーで3分の2を食べて終了です。
みゅー2号は4分の3を食べました。残したご飯にカリカリを乗っけて再度デリバリで完食です。
ももは4分の3を食べました。残したご飯にカリカリを乗っけてあげて完食です。ぷりんが残したご飯は、ももが食べています。
写真は3匹の手作り食練習ごはん
by nyanmyupurin | 2011-08-02 23:59 | にゃん