無事、退院しました

自宅に戻りマンション内のパトロール中のにゃん。
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病院からの連絡がなかなか無いので待ちきれず5時10分、自分から電話を入れて聞いてみると退院出来るというので、急いで迎えに行った。診療時間は7時までだったから、もっと遅くても待てたのだけどセカンドオピニオンをしてもらおうと目星をつけた病院が診療時間が6時半までだったので移動する時間も考えて5時半には引き取りの手続きして精算したかったから。病院へ行ったら、まだ自力で排泄が無かったらしく(でも、内心にゃんは家のトイレでないと出さないから当然よ、と思った。)、院長はおしっこが出ていないので自宅へ戻しても出さないだろうと言って、明日になっても出なかった場合はすぐに再入院させてください、ということだった。その場合は、同じ治療をするというので、また麻酔をかけて留置するのに2箇所縫うのですか?と確認。今度もしやる場合は麻酔はなしでカテーテル挿入し、留置はするけどもそれほど抵抗があるなら1点留めにしますと言われた。心の中では1点留めでも絶対イヤと思いつつ「分かりました。」と話を聞いて、精算するためににゃんの処置をしてくれた若い獣医さんから療養食の話などを聞きS/Dのドライとウエットの両方を用意してもらった。うるさく食事のことなども言い合いしたので、かなり気を遣わせてしまったのか「通常は大きなパッケージのものをお渡ししてますが、にゃんちゃん、ほとんど食べなかったので一番小さな500gパックにしておきました。缶詰も2つ入れておきますが、もし食べなかったら1個は返品できますので試してください。どうしても食べない場合はいつもの食事に混ぜて食べさせてください。」ということだった。若い獣医さん、土曜の時とちょっと様子が違ったので、もしかして院長に何か言われた?と思ったりしながら、セカンドオピニオンを頼むつもりの病院へ急ぐ。
にゃんは家に帰れると思って車のなかから窓の外の景色を見てしっぽブンブン。だけど到着した先がマンションの駐車場でないので「なんで?」って顔。もう一度キャリーに入ってもらい次なる病院へ。
6時5分頃に到着。診療ではないけれど診療相談というかセカンドオピニオン的なことをしてもらう事が可能かどうか受付で聞く。待たされること30分。そりゃ、そうだよね。こんな田舎で、そんな事言うような人、いないだろうから奥でどうするか話あっている風(苦笑)。
受付の女の子が申し訳なさそうにやってくる。駄目か…?「無料というわけには行かないのですが…」と言いにくそうに言ってくるので、なんだ、そんなことか。ただでやって欲しいなんて最初から思っていないし「もちろん、お支払いはするつもりで来ていますので請求してください。」というと「しばらくお待ちください。」と言ってまた奥に行ったまま約10分。今度は別の子がやって来て(たぶん女医さん)どんなことを聞きたいですかと問診票みたいなものを手にやってきて経過を簡単に話す。それからまた15分くらい待たされて、やっと話を聞いてもらえそうになった。部屋に通されたら若い男性の物腰の柔らかそうな獣医さんだった。きっと、口うるさい女が退院したばかりの猫を連れてやってきて、誰が担当医になるかもめていたのだろう。だって既に、待合いには自分とにゃんだけだったから。
それから1時間ほど、にゃんの経緯を細かく聞いてもらい受けてきた診療内容が適切だったかどうかアドバイスをもらった。
病院2の若い獣医さんの診療相談の内容では、全面的に病院1の批判はしなかったけれど、やはり行き過ぎた治療だった可能性はあるということだった。もし自分(病院2の若い獣医さん)が診療をする場合という仮定で、また尿の状態を見ているわけでは無いので確定できないということを前提に話をしてくれた。まずエコーを撮らなかったことは病院1に落ち度がある。カテーテル挿入はするけれども、自分なら留意は次の3つの場合しかしない。石がかなり多い場合、尿毒症になっている場合、膀胱の収縮が低下している場合のみ。閉塞が認められて24時間経過していなかった今回の場合はなおさら、ここまでの処置が必要だったか疑問が残ること。麻酔ではなく鎮静剤を使うこと。もしカテーテル留置して治療するほどならば、入院は完全に石を流すため1週間させること。それほどでなければ、その時1回の洗浄とあとは食事コントロールでほぼ今までの臨床では大丈夫だったこと。また静脈点滴はやらず、今回の様なケースならば皮下輸液をすること。
一通り、説明を受けて何か質問はないですか?と聞かれたので食事のことについても聞いてみた。やはり療養食を食べるということでほぼ同じ回答だったけれど、「もしも完璧なストルバイト予防の手作りフードを作ることが可能ならばもちろんその方がいいけれど無理ですよね。でも、製品のフードはコスト面や利益を考えて作られているので正直添加物や使われている肉の種類など色々問題は実はあります。でも自分でPHコントロールをしてある食事を作るのは難しいので、今は便利な療養食があるわけだから、やはり療養食をすすめます。」と。病院1では療養食を食べさせる3ヶ月間が望ましいと言われ、病院2では完璧に直すなら1年〜2年と言われた。
食事のことに関しては、どちらの病院もう〜〜〜ん、って思ったけれど、今回のことでにゃんは病院2に今後診療をお願いしようかと思った。
どうしても食事に関しては、ここまで便秘、目やに、鼻クソなど改善されてきた手作り食をハイそうですかと止められない。1週間はS/D食べさせるけど、私の変なカンでは手作り食の方がにゃんには合っていると思えてならないから。

やっと8時過ぎ、家に戻った。にゃんは病院2にいる間、一言も鳴かなかった。精算しているときに2回くらい甘えた声を出したけど、あとはすごくいい子だった。やっと家に戻って安心したのか、一通り見回りをすると病院では食べなかったらしいS/Dを食べて、ベランダのトイレでおしっこを出した。家に帰れば絶対おしっこするって思っていたけど、反面、出なかったらどうしようという不安もあったので大きなしっこ玉が嬉しかった。
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本日のにゃん、ウンチくん出ませんが、しっこは大きな玉1個、帰宅後すぐ出しました。

★今日のごはん(にゃん)
夜  :S/D ドライフード適宜

無事、退院しました_e0031853_1371877.jpg今日から1週間、にゃんはウォルサムS/Dを食べるので手作りご飯はしばらくお休み。でも練習組には缶詰プラス肉と野菜メニューで練習を続けてもらうことにしました。練習組今日のメニューは水郷鶏、茹でブロッコリーに猫缶(モンプチ ビーフのテリーヌ仕立て)を混ぜて用意。ぷりんは半分以上残しました。にゃんのS/Dカリカリが気になり自分のご飯どころでは無かったらしい。どうしても人の物が良く見えるぷりん。みゅー2号は砂掛けで終了。ももは完食の上、みゅーちんが食べなかった分も、ぷりんが残した分も全部きれいに食べました。
写真は手作り食練習用ごはん。

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やっぱり疲れたらしく、今はスヤスヤ寝ています。

今回の診療
診察‥‥‥‥‥ 840円
血液検査‥‥‥7,350円
尿検査‥‥‥‥1,575円
注射麻酔‥‥‥2,100円
処置料‥‥‥‥3,150円
静脈点滴‥‥‥2,625円
膀胱洗浄‥‥‥3,150円
内服薬‥‥‥‥ 840円
分包料‥‥‥‥ 210円
入院料‥‥‥‥2,100円
f-s/d (500g) 1,302円
f-s/d(can)2缶 441円

合計25,680円


病院2のセカンドオピニオン料金
初診料診察‥‥1,575円
by nyanmyupurin | 2006-07-10 23:59 | にゃん