嘘つきぷりん
みゅー2号の実弟。子供の時は白かった。
里親の会の人から「大きくなったらシャムみたいになります♪」と言われた。
生後1週間で捨てられた姉弟猫。本当は黒猫ちゃんだけを迎え入れるつもりだった。でも、シャム系のその子は、必死でカワイイ目を見開き私を見つめ続けた。あまりにきれいなブルーの色にババりんが、「この子の方が可愛い。目のブルーがきれいだねぇ。にゃんと同じ白猫だし…。」と言った。でも当時は1匹だけのつもりで黒猫ちゃんを家族に迎え入れるはずだった。
たしかに黒猫ちゃんはユニークなお顔。美形のシャム系の白猫ちゃんの方が見た目は可愛い。
お預かり期間の一週間、悩んで悩んだ。にゃんのお友達にどっちがいいかな…。
女の子の方がいいだろうと結論を出した。
いよいよ結論を伝える日、里親の会の人の一言でシャム系の男の子も我が家の家族になった。「この二匹は姉弟です。あとの姉弟達はみんな里親が見つかりました。残されたのはこの子達二匹だけです。」姉弟のなか、独りぼっちになってしまうその子が可哀想で、必死で私を見るその子が可哀想で、めでたく二匹揃って我が家の家族になった。
でも白猫だったその子は、大きくなるにつれて体におかしな変化が現れた。
白い体は徐々に薄〜く縞模様が見え始めた。
黒かったお鼻もピンクっぽい色になってきた。
縞模様がハッキリしてくる頃には、背中部分がシャム特有の焦げ茶になってきた。
手足としっぽは、どう見てもトラ猫。1年もすると顔にはM模様の隈取りがハッキリ現れて白猫だったはずのその子は、「シャムよりトラが強いじゃん!」と皆から言われた。
そして「ぷりんの嘘つき」と言われるまでに立派に変化した。
なんと、今では猫からアルマジロに変わろうとしている。


でも、目だけは子供の時と同じブルーアイ。
本日のにゃん、ウンチ君出しません。今日もお腹の中に貯金中。
カボチャもちゃんと食べてるのになぁ…
う〜む。いよいよヤクルトミルミル作戦始動かな?