三毛ちゃんの策略?

いい事をしたはずなのに怒られちゃったもも、混乱中。
納得いかず、寝たいけど興奮状態、仁王立ちです。
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一昨日、11月3日。ミミちゃんが意を決して、ももと保護中の子猫が遊んでいるところへ仲間入りしようと、猫らしい俊敏な動きでスススーっと二匹に近寄って行ったのです。
子猫が遊んでいる様子を、ミミちゃん目で追って、そのリズムに合わせて自分の体も上下に振って、まさに「遊ぼ♪」って感じで段ボール箱のそばに近寄っただけなのに。
チビ三毛ちゃん断末魔の叫び。
「ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜!」
一番近くにいたももはもちろん、離れた場所で寝ていた他3匹も、ミミちゃんが子猫を虐めている!と皆でミミちゃんを凝視。
何もしていないミミちゃんは、その後すぐにももに威嚇され襲われます。
ただ、一緒に遊ぼうって近くに行っただけなのに。
子猫がもの凄い大きな声で叫んだために、皆が勘違いしてしまったのだ。
一部始終を見ていたはずのももが、一番の勘違い。
人間の目でも、ミミちゃんが何もしていないのは分かるスピード。まして猫のももに、あの出来事が目で追えなかったはずはないのに。
嫌々ながらも1ヶ月半も一緒に過ごしたチビ三毛ちゃんだし、まだ子猫だし、ももも情が湧いているのだろうか、保護者としての責任みたいなものを感じているのだろうか。
一日目、私がすぐ仲裁に入り、もも宥めてミミちゃんから引き離して、そのままその日は終わった。

二日目。11月4日。昨日のこと。
キャットタワーボロタワーに隠れて、皆の邪魔にならないように様子を見ていたミミちゃん。
そこへ遊びに夢中で、取っ組み合いしながらゴロンゴロンと傾れ込んできたももと保護中の子猫ちゃん。
ミミちゃんの存在に気が付くと、またしても子猫が断末魔の叫び。
「ぅぎゃーーーーーー!」
「ハーッ!ハーッ!ハーッ!」

この日は、ミミちゃん2回目の悪者扱いにカチンと来た。
渾身のシャーッ!を大騒ぎの子猫にお返し。
それで子猫が、まるでミミちゃんから食い付かれでもしたかのように狂ったように暴れ、ももに噛みつく。
ももも、興奮してしまい、そして子猫の主張を鵜呑みにし、またしてもミミちゃんを襲う。
二日目の昨日は、ババりんが興奮するももを押さえてくれたが、ももたん興奮しすぎてババりんの手を噛む(-_-;)。(軽くかすった感じだったので、かすり傷程度で済んだけれど。)

そして、今日。
ミミちゃんが、リビングを横切ろうとしたところへ、追いかけっこに夢中の子猫がたまたま近くを通り過ぎただけだったのに、勝手に断末魔の叫び。
プラス、ヒステリー状態な人にありがちなオーバーな叫びの連発(-_-;)。
早速ももが「ミミちゃんが子猫を虐めた!」と勘違いして、ミミちゃんを襲う。
また興奮するももを、今日は私とババりん二人掛かりでミミちゃんから引き離した。
ミミちゃんは何も悪い事していないんだよ。子猫が勝手に大声を出して怖がらせているだけなんだよ。と、何度も説明する。
他の猫達も「ミミちゃんは悪いヤツだ!子猫を虐める悪いヤツだ!」という目で全員でミミちゃんを凝視しているので、違うんだよと説明する。
しかし、三日も連続でオーバーな叫び声で虐められた猫を演出したチビ三毛ちゃんの肩を皆ニャンで持つような形になってしまい、誰も真実を見ようとしなくなってしまった。
ミミちゃんは可愛そうに、カーテンの中に隠れて小さく硬くなっていた。
にゃんは、その後ちゃんと話を理解してくれたようで、翌日にはミミちゃんと鼻キスしてくれたけれど、(記事アップが遅れているので、この部分だけ翌日のことを先に書いておきます。)問題は牛柄猫。
何度説明しても分からない。
ももたんの脳味噌じゃ、処理しきれない事が起こってしまい完全にオーバーフロー。
大袈裟に、さもそれらしく叫べば、ももが自分を助けてくれると、そう思っていそうなほど絶妙なチビ三毛ちゃんの断末魔の叫び。(実際、ミミちゃんは何もしていないのだから、断末魔でも何でもないのだけど。)
大騒ぎするのは、日本人が初めて見る外人をびびるのと同じかと最初は思っていたけれど、もう12日間も姿を見ているし、最初の頃より酷くミミちゃんを拒否するチビ三毛ちゃんは、私の目には“自分を一番可愛がってもらえる存在にしておいてもらいたい”と、小さいながらも計算が働いているように見えちゃうのだ。
だって、ももが傍に居ない時にミミちゃんとバッタリあっても、こんな断末魔の叫びなんてしないし、せいぜい威嚇程度。
で、決してミミちゃんから子猫に対して威嚇することもない訳だから。
チビ三毛ちゃん、賢いって言えば賢いけど、ずる賢いっていうんじゃないのかな、それって。
知恵が働きすぎるのも、困ったちゃんです(-_-;)。
そして憐れなのは…。バカなもも、騙されちゃってますよ?
弱いふりをする計算高い女に弱いのは、人間の男だけじゃないってか?(笑)
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※余談
そして、そういう計算高いことをする女に限って、さほどでもない容姿だったりするんだよねぇ。人間界は(-_-#)。
猫界は、どうか分からないけれど…。しかし、そんな子猫に対し真剣に「素直な、やさしい子になってくれないと幸せになれないよ!」「見た目はイマイチでも、可愛げがあるね!とか、何かいいところがないとダメでしょ!」「元気溌剌でいいねって言って多少の悪さも許してもらえるのは、子猫の時だけなんだよ。みんなから嫌われちゃっていいの?!」云々…と私。猫相手に、しかも子猫相手に懇々と説教する私(苦笑)。





★今日のにゃん★
ウンチくん出ました。
予定通り揉み出しで強制的に出しました。出せたウンチは2cm×1個、3cm×4個、7cm×1個。
しっこは通常の大きさのしっこ玉3個。

★今日のごはん(にゃん)
朝:Natural Balance ULTRA PREMIUM 11g
昼:Azumiraビーフ&チキン缶20g、サーモンオイル
夜:手作りご飯(4分の1残す)

今日の手作り食
夜:レンコン、たけのこ、キャベツ、里芋、人参、ラム肉(生)、鰹のなまり節、ホタテスープ、ビール酵母、ナチュラルカルシウム、ケイズマイスター

三毛ちゃんの策略?_e0031853_02793.jpg朝はドライフードのみ。眠くて二度寝したくて猫缶の準備がするのが億劫でカリカリのみになってしまった(汗)。お昼は朝食べてもらう予定だったサーモンオイル入りの猫缶です。夜は、ウンチも揉み出ししたし、吐き戻しもさせなかったので全部食べてもらえるかなと思っていたけれど残念。4分の1をお残しです。
手作り食練習組の夜ご飯は、レンコン、たけのこ、キャベツ、里芋、人参、錦爽鶏胸肉(ボイル)、ビール酵母、ナチュラルカルシウムに猫缶“たまの伝説まぐろとささみ”を混ぜて用意。
ぷりんは、4分の3を食べました。残したご飯にカリカリを乗っけてあげて再度デリバリーで、ほぼ完食です。
みゅー2号は今夜も臭いを嗅いで食べません。食べないご飯にカリカリを乗っけて再度デリバリーで半分を食べ終了です。
ももは、3分の2を食べました。残したご飯にカリカリを乗っけてあげて完食です。
写真は上が夜の手作りご飯。写真下は3匹の手作り食練習ごはん。

三毛ちゃんの策略?_e0031853_0272515.jpg保護中の子猫用の夜ご飯は、レンコン、たけのこ、キャベツ、里芋、人参、錦爽鶏胸肉(ボイル)、鶏皮(ボイル)、鮪の血合い煮込み、煮汁、ビール酵母、ナチュラルカルシウムで用意。昨夜とほぼ同じご飯に今夜は気に入らなかったらしく3分の1を残しました。そして、他のものを出せー!こんな物食べられるか−!と大騒ぎ(汗)。みゅー2号が残したご飯を混ぜて、置いて置くと、バクバクバクバクとマッハの速さで完食しました。

by nyanmyupurin | 2011-11-05 23:59 | 猫と暮らして