訴える目の仔猫

もものこの意地っ張りで素直になれない性格はがんばる猫さんちのミチロウちゃんとちょっと似ている。
ミチロウちゃんの仔猫時代の写真を見て、「アレッ?!」と思った。
それは少し大きくなり始めたももの、同じような訴える目。
子供なのに何かを悟り、訴える目をしていた。
赤ちゃん時代は仔猫らしいかわいいお顔だったけど、だんだん大きくなり始めると子供らしさは影を潜めてきた。
みゅー2号とぷりん姉弟は、大人になっても仔猫のような表情だったけれど、ももは半年くらいで表情から子供らしさが抜け初めていた。
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ももは、妹が当時勤めていた会社の倉庫で、野良ママが産んだ仔猫。
猫に知識のない会社の課長さんが、ただ可愛いからと生後1週間で親猫から引き離してしまった。
ところで、どう世話をしたらよいのか分からず、また野良ママへ戻そうとするも、一度人間の手に掛かってしまった仔猫を警戒しママは逃げてしまったらしい。
無責任な人間の身勝手な行動で、もも達兄弟(姉妹)は満足に食べるものももらえず風邪も引いてグチャグチャなお顔になっていた。会社の小さな段ボールの中で5匹は泣き叫び、とうとう生後2週間目、その課長さんはうるさくて手に負えないとの理由で保健所へ引き渡すというのだ。
その話に激怒した私は、妹へ里親を探すように課長さんへ言うように伝えた。5匹いた仔猫のうち3匹は社員や社員のお友達が里親になってくれることになり、2匹が残された。
里親が見つからなければ明日にでも保健所へ渡すと課長さんが言っているという妹からの連絡で、その日のうちにすぐ私は仔猫を引き取りに行った。
家に連れて戻ると、汚い仔猫達をにゃんは一生懸命舐めてきれいにしてくれた。
みゅー2号とぷりんが食べていたカリカリを、牛乳といっしょにフードプロセッサーにかけてドロドロに柔らかくしてあげると、フガフガ言いながら大興奮で食べる食べる。
お腹空いていたよね、栄養足りてなかったよね。
この時の体験が、今のももの柔らかいもの(缶詰)好きな猫にさせる結果となった。
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栄養が足らず後ろ足がびっこでうまく歩けず、ちゃんと育つか心配だったちびっ子もも。
今はその心配は無用なくらい、巨大で暴れん坊で私には手に負えない巨猫になっている。
ちなみに妹か姉のヤムヤムは大人になっても、ももの半分もありません。ヤムヤム3.2kgです。ももは…最後にお医者さんで計ったのが6.8kgで、それより大きくなっているから…たぶん7kgは超えてるかと…(泣)。
大きくなってね、とは思ったけど、あのね、そこまで大きくならなくてもよかったのよ、ももたん。

おまけで、姉弟?兄妹のヤムヤム(里子に出た女の子)との写真。
名付け親なので思い入れがちょっとあったりまします。(愛読書、シャム猫ココシリーズに出てくる雌のシャムちゃんからもらいました)
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本日のにゃん、ウンチくん貯金2日目です。
出ると思ったのになぁ〜。
新設ベランダトイレに行くも、マンション横の国道沿いの車の音に反応して引っ込んでしまいまいた。
その結果、今日はおしっこも室内トイレで。

★今日のごはん(にゃん)
朝  :アボキャットライト35粒くらい(しかし、全部吐きました)
昼  :手作り食
おやつ:ホタテテリーヌ(自家製)スプーン1杯程度+ビール酵母
夜  :手作り食
おやつ:煮干し2本

今日の手作り食の内容
昼:大根の葉、鰹粉、かにかま、ビール酵母、海苔佃煮、ホタテスープ、ホタテ、鰹なまり節
夜:カブの葉、鰹粉、カッテージチーズ、ビール酵母、海苔佃煮、ホタテスープ、ホタテ、鰹なまり節


新たな食材としてカブの葉を夕食にいれましたが、どうやら大好きな様子。完食いたしました。しかも、いつもより野菜の比率が多かったのに。最近嫌われ食べてもらえなかったカッテージチーズも完食。ホッとしました。
by nyanmyupurin | 2005-12-21 00:26 | 生い立ち