ごめんよ、にゃんちん

今日は朝から妹の家に出掛けなくてはならず(私の姪っ子の誕生日プレゼントを届けるため)、にゃんを迎えに行くのが遅くなってしまった。日曜の動物病院へ行ったのって初めてで、こんなに混んでいるとは…。12時までの診療なのに、待合いにはひしめく人と猫ちゃんワンちゃん。おまけにトリマーのために来る高価なんだろうなーってワンちゃんが、入れ替わり立ち替わり受け付けしている。午前11時ごろ病院へ着いて、にゃんに会えたのは午後1時少し前だった。日曜診療の時間は12時。でもまだ待合いにもいっぱいの診療待ちの人と犬・猫。
今日は昨日の夜に再度病院へ行った時の院長との話で、退院させてくれるとばかり思ってキャリーも持って行ったけど、院内のケージの中にいるにゃんはカテーテル外してくれてあるとばかり思っていたのにしたまま。点滴もしたまま。「確実にここにいればストレスになりますから。一旦戻った方がいいかもしれません。」と先生言ったのに。だから一緒に帰るつもりでキャリー持っていったのに、受付したときにすぐカテーテル外してくれたのかなーと思いつつ待合室で1時間半も待っていたのに…。
ごった返しの院内で他のワンちゃん、猫ちゃん達の診療の合間合間に先生が話しに来てくれても、とぎれとぎれで要領を得ず…。
結局2時間ほどの面会で、その間に時々院長がやって来て少し話してって感じで「セオリー通りにいけば…」という話が始まって、普通3日〜4日間の入院をさせること。カテーテルを開放して自力で排尿が出来るか確認してから自宅に戻すことなど…。まだこの時は連れて帰る気だったのに、再発の場合は、今回やったことを一からやること。この話になって気持ちがグラグラ揺らいでしまった。あんなに痛がった処置をもう一回やるの?でも高齢になると静脈点滴自体、血管をつぶしてしまう可能性があることやエコー・レントゲンで石があるか確認出来ることなどメールでGANBARUNEKOさんが教えてくれていたし…。
グルグル考えて、でもあの処置の内容があまりに強烈に自分の頭に焼き付いていて、またすぐにこれをやらせる事になったら可哀想過ぎるという思いに勝てず、明日まで入院ということにしました。
院長曰くどうしても2日間の点滴はセオリーからすると短いそうで、でもこれ以上は自分がとても我慢できそうにないので、月曜の朝カテーテルを外してもらい、自然排尿が確認できたら連絡をもらうということに、そこで退院とさせてもらう事にしました。

昨日の夜、再度病院へ行って血液検査の結果をもらい説明を受けたとき、院長が言っていた話では、ストルバイトはなっても仕方ないことだと言っていました。
理由は、まず猫であると言うこと。そしてオスであるということ。体質を持っているということ。ペーハーではストルバイトは判断できないこと。低くても出来る子はできてしまうし、高くても出来ない子はできないということ。食事療法の話では手作り食を全面否定はしないけれども、院長には自分自身が経験も症例も持っていない事に関してすすめられないということ。栄養学的なことまで把握できないから、今までの経験でS/DやC/Dの療養食をすすめることなど。伴侶動物として、自分たちがしてあげられる最善と信じる方法をとるということなど30分ほど話してくれました。

だけど、どうしても『ここまでする必要あるの?』って思ってしまった自分がいました。
だって、おしっこ1回出なかった段階ですぐに連れて行ったし、石って言われた小さな粉みたいなもの、すごく微量で他の猫ちゃんのホームページやブログで見た物とは比べものにならないほど少なかったから。奥にそんなに大物がいるとは思えなくて。それにごくごく初期の段階だねって院長と処置した若い獣医さん話してたし…。

院内にあるにゃんがいるケージの前に行ったら、それまで大人しく丸くなっていたにゃんが「アウー、アウー、アウー…。」って鳴き続けて、独りここへ置いていったことに抗議していたようでした。何回も謝ったけどしばらく鳴き続けて。
今日、一緒に帰るつもりだったのに…ごめんね、にゃんちん。
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ケージの前を獣医さん達が通るたびに気になるにゃん。ああ、たった一日の入院で目ヤニと鼻クソがまた出ちゃってるよ…。
by nyanmyupurin | 2006-07-09 19:58 | にゃん